2024年度 思いやりマーク編②

4月 カラーユニバーサルデザインマーク (CUDマーク)
日本の男性の約5%は少数型の色覚を持っており、色の見え方が大多数の人と異なる。また、色の見え方は病気や老いによって変わることもある。CUD認証は、NPO法人カラーユニバーサルデザイン機構(CUDO)が行う第三者認証のことをいう。CUDマークは、色覚の個人差を問わず、誰でも簡単に識別できるカラーユニバーサルデザインに配慮して作られていると認定された製品や施設・建築物等に対し発行される。
5月 バリアフリー法認定特定建築物マーク
バリアフリー新法は、高齢者や障がい者等を含む多数の人が利用する施設のうち一定規模以上のものにはバリアフリー基準への適合を義務付けている。これに適合していることを認定された施設は、建物にマークを表示することができる。誰もが利用しやすいバリアフリー建築物であることを情報提供することで、利用者にとって利便性が高い施設としての認識が広がり、施設利用が促進される効果が期待できる。
6月 とま乗るエスカマーク
身体に不自由のある方や障がいのある方の支援者も、右側に立って乗るための啓発活動として作成されたシンボルマーク。エスカレーターは本来、左右のレーン関係なく立ち止まって乗るのがマナー。病気等で片側しか乗れない人、大きな荷物や杖を持つ人、けがをした人、手をつなぐ親子等、右側に立つ人の事情は様々である。同シンボルマークを付けてエスカレーターを使っている人がいたら配慮が必要である。
7月 補助犬同伴可ステッカー
身体障がい者補助犬(盲導犬、介助犬、聴導犬)の施設への受け入れを示すマーク。盲導犬は白または黄色のハーネス(胴輪)が目印であり、介助犬・聴導犬は胴着等に表示をつけている。このマークは、広く一般に、補助犬を正しく理解してもらい、補助犬使用者が安心して施設を利用できることを願い作成された。
8月 障害者雇用支援マーク
障がい者の社会参加を理念に、障がい者雇用を促進している企業や促進したいという思いを持っている企業がどこにあるのか、就労を希望する方に少しでもわかりやすくなれば取り巻く環境もより整備されるのではないかと考え、(公財)ソーシャルサービス協会が障がい者の在宅障がい者就労支援並びに障がい者就労支援を認めた企業、団体に対して付与する認証マーク。企業と障がい者の橋渡しになれることを目指す。
9月 カームダウン・クールダウン
カームダウン・クールダウン(室・スペース)は、発達障がいや知的障がい、精神障がい、認知症等、光や音、人混みや周囲の視線が苦手な方が、エリアや部屋に入ることで気持ちを休ませ落ち着くことができるスペースをいう。空港等の「非日常」的な場所に行くと、慣れない移動や人の多さ、音、光、匂いから、ストレスや不安を感じる人も少なくない。静かな場所で周囲を気にすることなく休むことで、気持ちが落ち着くといわれている。
10月 APDマーク
聴覚情報処理障がい(APD)とは、声は聞こえるものの言葉として理解できない症状を指す。聴覚情報処理障がいを抱える人が周囲への配慮を求めやすいよう制作されたシンボルマーク。このマークを見かけたら、静かな場所で話す、口元が見えるように話す、一対一で話す、文字で伝える、等の配慮が必要である。正面を向いたコアラのイラストには、「顔を正面に向けてもらえれば会話しやすい」というメッセージが込められている。
11月 ユニバーサルデザインタクシーマーク
国が定めたUDタクシーマークの車両表示マーク。車両の認定基準として、乗降口の幅や高さ、スロープの勾配、手すりの形状・配色、床の材質・形状、車いすスペースや室内座席について細かな基準を設け、これらを満たした車両を星一つのレベル1とし、認定基準よりさらに望ましいとする項目まで満たすと星二つのレベル2の評価が与えられる。また、車椅子乗降用スロープの耐荷重が200kgまでの車はグリーン、300㎏まではピンクのシールで色分けされている。
12月 UDF(ユニバーサルデザインフード)ロゴマーク
ユニバーサルデザインフードとは、日常の食事から介護食まで幅広く食べやすさに配慮した食品のことで、高齢者だけでなく、歯の治療中で固いものが噛めない人や、病気や障がいで飲み込む力が弱い人にも食べやすい工夫がされている。UDFマークは、日本介護食品協議会が定めた規格に適合した商品だけにつけられており、商品パッケージには、マークと一緒に、「かたさ」や「とろみ具合」の段階に応じた4つの「区分」も表示されている。
1月 障害者のための国際シンボルマーク(車いすマーク)
障がい者が利用できる建物、施設であることを明確に表すための世界共通のシンボルマーク。マークの使用については国際リハビリテーション協会の「使用指針」により定められている。駐車場などでこのマークを見かけた場合には、障がい者の利用への配慮が必要である。
※このマークは「すべての障がい者を対象」としたもので、特に車椅子を利用する障がい者を限定し、使用されるものではない。
2月 筆談マーク
ろう者、音声言語障がい者、知的障がい者や外国人等が筆談でのコミュニケーションの配慮を求めるときに提示したり、役所、公共及び民間施設・交通機関の窓口、店舗等、筆談対応が可能な場所が提示できる。また、イベント時のネームプレートや災害時に支援者が身に着けるビブス等に掲示することもできる。当事者がマークを提示した場合は「筆談で対応をお願いします」、窓口等が掲示している場合は「筆談で対応します」の意味になる。
3月 発達障害者への理解と支援を広げるためのシンボルマーク
発達障がいへの理解を広げるとともに、障がいを持つ方を中心に、支援者や家族をはじめとする方々がチームとなって支援の輪を広げていく機運を高めることを目的としている。マークは公募で選ばれ、大きいハートは支える人、小さいハートは発達障がいの人をイメージしており、支えるだけではなく手を握り合うことで協力し、ともに歩んでいこうという意味もある。