日経BP社主催「ダイバーシティ&イノベーションフォーラム~課題解決型プログラム(PBL)」に参加しました

 『日経BP社主催「ダイバーシティ&イノベーションフォーラム~課題解決型プログラム(PBL)」に参加しました』
8月9日(金)~9月4日(水)の夏季休暇期間中、本学の女子学生8名が日経BP社主催のPBL(課題解決型)プログラムに参加しました。
今年は、株式会社Quick社に課題を提供していただきました。
Quick社は、債券、為替、企業などのマーケット情報を幅広く提供している企業です。
普段、金融業界とほとんど関わりのない学生たちが、どのように課題に向き合い、最終的なプレゼンテーションまで辿り着くのか、参加学生もアテンドの教職員も期待と不安が入り混じる中、プログラムはスタートしました。
【8月9日(金) オリエンテーション】
日本橋のQuick本社にて、ひとづくり本部の安藤様、二村様から会社や事業の概要をご説明いただいた後、いよいよ課題の発表です。

課題:「大学生に広くMoney Worldを利用してもらうには、どのようなコンテンツ(仕掛け)を用意すべきか?」
Money World は、個人向けに、投資に役立つ方法や金融情報の分析結果を提供するQuick社のオリジナルツールです。主に資産形成や投資を目的に使用されてきましたが、今回、「大学生にどうしたら広く使用し、活用してもらえるか」を考えて欲しいとのことでした。

この日は、工学部とメディア情報学部の女子学生8名の初顔合わせの日でもありました。
ファシリテーターの原先生のサポートのもと、自己紹介と、4名ずつのチーム分けを行いました。
早速、各自のスマホでMoneyWorldを使って、自分の興味のある企業を調べたり、お互いに検索結果を報告し合い、徐々に親しくなっていきました。
 
【8月19日 (月) ワークショップ①】
Quick本社にて、いよいよワークショップを開始。アイスブレークを行った後、先ずはチーム名を決めるために話し合いました。
チーム名は「Nature」と「Global」に決定!
 
さらに、Money Worldの使用体験から感じたこと、理解したことを整理、分析し、「どうあればMoney Worldを利用するか=あるべき姿」について話し合いました。
【8月21日 (水) ワークショップ②】
 
二子玉川の東京都市大学夢キャンパスにて、チームごとに現状分析や、解決策のアイデアを出し合いました。アイデアが浮かぶと、ホワイトボードや付箋にどんどん書き出します。
 
【8月27日 (火) ワークショップ③】
夢キャンパスへ、Quick社ひとづくり本部の安藤様、二村様にお越しいただき、中間発表を行いました。
 
緊張気味に発表する学生たち
 
真剣に耳を傾けるおふたり
まだまだ粗削りな発表ではありましたが、学生ならではの柔軟な発想や提案に「最終発表が楽しみです!」と前向きな言葉をいただきました。
【8月30日 (金) ワークショップ④】
今日でワークショップは最終回。前回いただいたアドバイスも生かし、プレゼンテーション資料をまとめる作業に入りました。
白木室長をはじめとするスタッフに向け、本番さながらに、プレゼンテーションの練習をしました。ファシリテーターの原先生からは、「声が小さい」や「下を向かないで」等、発表内容への指摘だけではなく、プレゼンのノウハウも指導いただき、緊張感が走りました。
 
【9月4日(水)プレゼンテーション】
Quick本社にて、いよいよ最終発表。本番前のリハーサルでは、ポインターの使い方に戸惑ったり、原稿を修正したり、あっという間に1時間が経ちました。
 
場所を変えた発表の場には、Quick社ひとづくり本部から本部長をはじめとする大勢の皆さまにご参集いただきました。

◆チームNature「Quick Money World」

◆チームGlobal 「あ、使ってみようかな Money World」
Quick社の皆さまからは「斬新な発想で、ぜひ取り入れてみたい」や「大学生ならではの柔軟な切り口に刺激を受けた」、「パワーポイントが良くまとまっていて、分かりやすかった」など様々なお褒めの言葉をいただきました。また、質疑応答ではたくさんのご質問をいただきましたが、学生は冷静・的確に答え、数回のワークショップで得た経験を活かしていました。

緊張から解放されて、最高の笑顔を見せる参加学生の皆さん、お疲れ様でした!
このPBLの模様は11月初旬発行予定の日経Woman誌に掲載の予定です。