2021年度

2021

教職員向け「SOGIへの理解を深めるためのチェックリスト」結果報告

  • 実施期間:2021年10月8日(金)~ 10月30日(土)
  • 対象者:常勤教職員448名
  • 回答率:45%(回答者201名)

初実施となった前回2018年度から特に変化の大きかったものは「設問9 性別欄の有無/▲22ポイント」と「設問12 呼び方の性別固定/▲13ポイント」。また「設問17 異性の好みを聞く」では「している」が3分の1(18ポイント→6ポイント)に減少し、「設問10:男女のペアワーク 実施率2%」等と同様、SOGIへの理解浸透が見て取れました。実施結果の詳細は以下のとおりです。

設問 1. 「LGBT」「SOGI」の説明について、理解できましたか?

設問 2. 性的マイノリティーについて、(曖昧でも)どのようなことか知っていますか?

設問 3. 性的マイノリティに該当する人が学内にもいる可能性のあることを普段から意識していますか?

設問 4. 性的マイノリティの方が誰にも打ち明けられない思いをもっていることを理解できていますか?

設問 5. 性的マイノリティの方がカミングアウトする相手として、友人が多いことを知っていますか?

設問 6. 性的マイノリティの方が、「いじめ」の対象として選ばれやすいことを知っていますか?

設問 7. 性的マイノリティの方の性的指向や性自認を本人の同意なしで第三者に勝手に暴露すること(アウティング)は、人格権・プライバシー権等を著しく侵害するもので、許されない行為であることを知っていますか?

設問 8. 過去一年以内に、「男(女)だから」というような断定的で押しつけにつながるような言い方をしたり、聞いたりしたことがありますか?

設問 9. 学生に記入してもらう書類やアンケート等に「性別欄」が残っていませんか?

設問 10. 授業やセミナー等で、「男女のペアワーク」を課していませんか?

設問 11. 授業や業務上のたとえ話で、性的指向に関わる事柄を扱っていませんか?

設問 12. 「くん」「ちゃん」など、名前の呼び方を性別で固定していませんか?

設問 13. カップル、あるいは、二人一組という時に、男女のペアだけを想定していませんか?

設問 14. 相手の属性(学生・教職員)を問わず、適切な配慮なく性的指向に関する事柄を話していませんか?

設問 15. 多目的トイレを性別にかかわらず使用できる「トイレ」として認識していますか?

設問 16. 集団で実施する健康診断であっても、希望すれば個別に受診できることを知っていますか?

設問 17. 飲み会等の懇親の場で、好みの異性のタイプを聞いたりしていませんか?

設問 18. 宴会の余興等でふざけて、女装や男装することに傷つく人がいることを理解していますか?

設問 19. 公的な式典等であっても、服装を(戸籍上の)性別で固定する必要はないと知っていますか?

設問 20. 人生設計に関するセミナーやテレビの CM などが異性愛を前提としていることに違和感を覚えたことはありますか?

教職員向け「ダイバーシティ(多様性)に関する理解度チェック」結果報告

  • 実施期間:2022年1月25日(火)~2月24日(木)
  • 対象者:常勤教職員447名
  • 実施方法:WebClass
  • 回答率:55%(回答者244名) ※内訳:教員58%・職員:36%
  • 職区分ごとの回答率:教員45%・職員65%

設問1.あなたの教職員区分を教えてください。

設問2.大学運営にもダイバーシティ環境の実現を推進することが重要であることを理解していますか?

設問3.本学に「ダイバーシティ推進室」があることを知っていますか?

設問4.本学ダイバーシティ推進室のホームページを見たことがありますか?

設問5.本学のダイバーシティ推進室の活動内容を知っていますか?

設問6.以下はダイバーシティ推進室が2021年1月~12月に行った活動です。知っているものを全てチェックしてください。( 複数回答可)

設問7.ダイバーシティ推進室へのあなたの期待度を教えてください。

【ご回答された方からの自由意見】

  • 子育&介護支援につながる「柔軟な働き方」の推進に特に期待しています。遵法は当たり前。それ以上の制度や環境を整備し、教職員の意識改革も行って、この方面での業界リーダーを目指してください。
  • ダイバーシティ推進室の取り組みやダイバーシティ理解に関連した講演・研修会を、全学的な行事(参加必須)として実施することで、教職員がよりダイバーシティへの理解を深めることができると考えます。
  • 本来は学生を巻き込んで活動した方が良いと思われますが、教職員の理解度が大変低いため、FD・SDセミナー等に盛り込んで理解度の向上を図ったうえで、学生にも展開していく方が良いのではないかと考えます。
  • ハラスメントや差別に対し、大学全体として、より明示的に「容認しない」という毅然とした態度を取って頂く。
  • 女性教員割合の向上と目標値の達成に向けた具体的な取り組みを周知する。

その他、合計49件のコメントが寄せられました。ご協力ありがとうございました。