留学生のお茶会を開催しました

12月21日(木)、国際寮の和室「和敬庵」にて、留学生を招いてお茶会を開きました。

本企画は、茶道を通して日本文化に触れてもらい、さらに座談会で文化交流を行うことを目的として開催したものです。

当日は、環境創生学科2年の李 瑞菁さん(中国)、知能情報工学科3年の金 毅さん(中国)、総合理工学研究科電気化学専攻のハロン ナラシド ヌル フスナさん(マレーシア)、知能情報工学科のケール スミータさん(オーストラリア)、通訳として医用工学科4年の佐々木えみりさんの5名にご参加いただきました。

はじめに、全員が白い靴下に履き替え、白湯を飲んで身体を温めた後、伊東明美室長を先頭に、和室に移動しました。和室では、共通教育部人文・社会科学系 岡山理香先生が「亭主」として迎えてくださり、歓迎のご挨拶をされました

お客様が揃ったところで、まず懐紙と和菓子が配られました。菊や紅葉など、季節にちなんだ和菓子が目の前に置かれると、「きれい!」と感嘆の声があがりました。懐紙にお菓子を載せて食べるのは難しかったようですが、皆さん器用に召し上がっていました。

つづいて、岡山先生がひとりひとりにお茶を点てて下さいました。留学生の中には初めて抹茶を口にした方もいましたが、みなさん「美味しい」「苦くない」と最後まで残さず味わっていました。また、茶道の歴史や作法の説明にも、大変興味深く聞き入っていました。中盤には、留学生のスミータさんと李さんにも実際にお茶を点ててもらいました。お二人とも落ち着いて、上手にお茶を点てていました。

最後に岡山先生からご挨拶があり、クリスマスのモチーフをかたどった干菓子をお土産に参加者は退室しました。今回のお茶会は「和を楽しむこと」がテーマでした。留学生の皆さんにとっては、初めて経験することばかりでしたが、リラックスした楽しい茶会となりました。

年末のお忙しい中、ご準備頂きました岡山先生、理工学部医用工学科 桃沢先生、国際寮の近藤様、学生支援課 坪井様、大学運営課 森下様、国際支援課の皆様、ご協力いただきありがとうございました。