世田谷キャンパス ランチ交流会を開催しました「大学院というキャリアパス」~理工学部 電気電子通信工学科 Lim Ying Ying先生~

10月29日(金)に世田谷キャンパス ランチ交流会をオンライン開催し、今期からダイバーシティ推進室の室員となられたリム インイン先生にご登壇いただきました。同交流会はお昼休みを利用して開催し、学部学生7名と教員2名の参加がありました。

リム先生の自己紹介で始まった交流会では、ご自身が博士課程に進まれた理由にも触れられ、ご出身のシンガポールでは、修士課程に進む学生が多いことから、研究のキャリアを更に積み、より良いポジションに就くために、博士課程への進学を決めたとのお話がありました。またリム先生は、大学院生活に必要なことは「目標をしっかり見据え、研究に興味を持つこと」と話され、さらに「長い研究生活では、計画通りに進まないこともあるので、忍耐力や問題解決のためのスキルを身に着け、イニシアティブを取ることも重要です」とも話されました。さらに、大学院修了後の進路について「正しい道も間違った道もありません。自分の才能とスキルセットに最も適した道を見つけてください!」と力強く学生たちを励まされました。

終盤の質疑応答では、「海外を経験し日本に滞在していますが異なることは何でしょうか?」や「博士課程で学ぶための適正は?」、「卒業後の進路の選択肢は?」などなど、参加者から次々と質問が寄せられ、用意された時間を目いっぱい使った双方向のやり取りが行われました。参加した学部学生の皆さんにとっては、大学院での過ごし方だけでなく、その先の将来についても考える良い機会となったようです。

ご登壇いただきましたリム先生をはじめ、ご参加いただいた学生のみなさん、貴重なお時間をありがとうございました。