日本精工株式会社共催「進路選択応援プログラム2021」をオンライン開催しました

2022年3月28日(月)、東京都市大学等々力中学校・高等学校にて「進路選択応援プログラム2021」(日本精工株式会社共催)を開催しました。

同イベントは、文理選択前の女子中高生を対象に、本学の理工系学部を卒業した先輩方の職場やその活躍の様子を紹介することで自らの将来像を想像してもらい、進路選択の一助とすることを目的としています。今回は、東京都市大学等々力中学校・高等学校の生徒16名とその保護者9名にご参加頂き、同校つばさホールにて日本精工株式会社へオンラインで繋ぐ形式で実施しました。

はじめに、日本精工・工作機械技術部の倉本氏(本学・機械システム工学科卒)による自己紹介と会社説明があり、続いて本学ダイバーシティ推進室の伊東明美室長より本学理工学部 機械工学科の紹介、理系進学や女性が理系技術職を選択するメリットについてお話がありました。

中盤では、参加生徒にベアリングの組み立てを体験してもらいました。大きなスクリーンを通して日本精工の女性技術者が組み立て工程を説明した後、ひとりずつにキットが配られ、現地スタッフの支援も受けながら組み立て作業を行いました。バラバラの小さな部品を扱うのは難しかったようですが、モノづくりの世界に直接触れる貴重な体験学習の機会で、完成したベアリングはストラップに通してプレゼントされました。

後半には、同社技術企画室の中村氏(本学・電気電子工学科卒)、品質保証課の石井氏(本学・機械システム工学科卒)も参加して、座談会を行いました。簡単な自己紹介に続く質疑応答では「理系に進学すると、どのような仕事に就けますか」や「数学が得意になる勉強方法はありますか」、「日本精工に就職を決めた理由は」などの質問が生徒側からあり、先輩方は、ご自身の学生時代のご経験なども交えて一問一問丁寧に答えてくださいました。

プログラム終了後に寄せられた感想では、「女子が理系に進むメリットが沢山聞けて勉強になりました」や「自分が文系に進むのか、理系に進むのかまだ決めていない状態で話を聞けて将来の選択肢が広がりました」等のコメントがあり、保護者からも「子供たち以上に、保護者の私たちが 色々知ることが出来て良かったです」等のご感想を頂きました。

最後に、当推進室の白木尚人副室長より、ご参加頂いた中高生・保護者の皆さま、開催にご協力頂いた日本精工株式会社の皆さま、東京都市大学等々力中学校・高等学校の関係者の皆さま、また、サポート頂いた本学学生の皆さんに向けた謝辞が述べられ、無事にイベントを終了しました。