世田谷キャンパス「ランチ交流会」を開催しました

~「わたしが歩んだキャリアパス」~
理工学部機械 システム工学科 関口和真先生

在学生がキャリアパスを考えるためのヒントを先生方にお話しいただくランチ交流会ですが、本年度、世田谷キャンパスでは、機械システム工学科の関口先生にご登壇頂きました。

物事に没頭する自分、その自分を客体化して眺める自分、さらにその2者を眺め評価する自分、と様々な視座を持つことで良く生きることができるというお話は、きっと様々な視点から自分の体験を評価すると、「最悪!」と思っていた体験も実は「けっこう面白いかも」と思えるということかな、と想像しながら聞きました。

職業を選ぶにあたっては、自分のできること、やりたいこと、社会的に需要があること、の重なる部分は限られているけれど、学問を修める等により「できること」を拡大させ、いろんな体験を積んで「やりたいこと」(楽しいと思えること)を増やすことで「社会的に需要があること」と重なる部分が増えて選択肢が増える、とのお話でした。学生さん達にとって大変良い指針となったのではないかと思います。

関口先生ご自身は、レオナルド・ダ・ビンチを例に挙げ、万能でありたいと思っておられるそうです。これは、できることを増やすことに通じるのでしょうか。また楽しむことを大切にしている、何事も「楽しむ」と言う意思をもって取り組んでおられるそうです。何事も「楽しむ」と言う意思を持って取り組めば、その行為の中に自分にとって望ましい点をたくさん見つけることができそうですね。

今回は7号館2階のプレゼンテーションゾーンでの開催で、25名の学生さんが参加してくれました。お話が終わったのちも何名かは残ってさらに関口先生と意見交換をする姿も見られました。関口先生のお話が彼らの中に響いたことの証と思います。