“ロールモデル"
工学部 電気電子通信工学科
大西 千尋 さん

勤務先
日本ケミコン株式会社
研究開発本部 ソリューション開発部


出身学部
2016年 東京都市大学 工学部 電気電子工学科※ 卒業
※2019年度、電気電子通信工学科へ名称変更


出身高校
東京都立武蔵野北高等学校 卒業

現在の仕事内容

自社で生産しているコンデンサ(電子部品) を使用した製品の開発・設計を行っています。 コンデンサは電気を扱う上では欠かせない部 品ですが、お客様が使いたい部品を指定して 使うもののため、会社としては“言われたも のを売る”という形になりがちです。私の仕 事は、お客様の欲しい機能を元に、回路を設 計し、部品単体ではなく製品として納めるこ とです。コンデンサが主となるため扱う案件 は充電器、カメラモジュールなど多岐に渡り、 知識や経験が必要で大変ですが、自分が設計 した製品が実際に形になることが魅力だと 思っています。

職業を選択したきっかけ

高校時代に所属していた演劇部で舞台照明に 興味を持ったことをきっかけに、電気科を専 攻しました。しかし、勉強しているうちに「ど うせなら舞台だけじゃなく様々な場所で役立 つ製品を作る会社で働きたいなぁ。これを 作ってるんだぞ!って思うとモチベーション が上がるしなあ」と思って辿り着いたのが現 在の会社でした。またインターンシップに 行った際に、上下関係なく意見を言ったりア ドバイスを求めたり、時には冗談を言い合う 姿を見て、ここでなら長く働けそうだと思っ たのも理由の1つです。

夢の実現に向けて努力したこと

努力したといえることはありませんが、“そ の場その場を全力で!”の精神で日々を過ご しています。何事もやってみなければ変わら ないので、内気な自分を説得して出来る限り なんでも経験するように気をつけています。 失敗して落ち込むこともありますが、失敗か ら学んだこともありますし、しなければよ かったと思うことはありません。正直、気乗 りしない時もありますが、そのような時はな るべく楽しく取り組むことができるよう、ノ ルマとしてではなく、今までの見方を捨てて 新たな視点から楽しさを見出すようにしてい ます。


“ロールモデル”

20代のうちにやっておくべきこと

“ロールモデル"
元々はインドア派だったのですが、出張で新潟県に行ったことがきっかけ で各地を旅行することが趣味になりました。現在は小中学生時代に教科書 で学んだ場所に足を運ぶことにはまっています。よく名前を聞いたことの ある場所でも実際に行って体験することで、また新たな発見があります。 その場で、その時代の人になりきって探検するのがおススメです。

都市大を選んでよかったこと

“ロールモデル"
都市大を選んで良かったことは、大学で受けた講義の内容が現在の仕事に 役立っていることです。入社後、たった半年間という短い間ですら、必要 になった専門科目は8割もあり、幅広く履修しておいて良かったと思った ことを今でも覚えています。都市大の就職率の高さは、仕事の基礎となる 知識を学ぶことができる点からきているのだと思います。

Message

会社に入って、話が面白い!もっと仲良くなりたい!と思った人はいずれも 日々努力している人でした。仕事はコツコツ頑張らないといけないものですが、 プライベートも日々コツコツ努力しなければならないものなのかなと最近感じ ています。小さなことでも良いので意識的に様々な経験をして、自分からみて も他者からみても“興味深い(おもしろい)人間” になってください!